Yokohama

色々考えてはいたものの、どれもこれも、なかなか文章にまとめることが出来ず、半年以上経って、ようやく2回目のブログ。

今年は、頑張ってもう少し頻度高くブログの更新を続けたいな、と思ってはいます。

今回は、先日訪れた、横浜で感じたことの記録を。

横浜は、私が社会人1年目を過ごした場所です。

学生時代に訪れたチュニジアで、現地のワインやパスタの美味しさや種類の豊富さに興味を持ち、漠然と食品を輸入する仕事に就きたいと思うようになり・・・その後、縁あって就職した横浜にある商社で、社会人としてのスタートを切りました。

大学を卒業するまでずっと愛媛で生活していたため、初めての都会での電車生活。初出社の日は、通勤ラッシュ時間の横浜駅のあまりの人の多さに、本気で“今日は何かのイベントなのか?!”と思い、立ち止まって携帯で写真を撮ったことを覚えています。

今でこそ、スマホで簡単に電車の乗換を検索できますが、当時、慣れない渋谷までの経路をパソコンで調べて、プリントアウトした紙を手に、片道1時間かけてたどり着き、安心して帰りも同じように帰ったつもりが、、、電車には“普通・急行・準急”などの種類、更には同じ路線でも、目的地が異なるものもあり、間違えに間違えて、なんと帰りは4時間。疲れすぎて、駅から家への道のりまで分からなくなり、交番に駆け込んで、本当にこの地域の住民なのか?と、お巡りさんに怪しまれたことも忘れられません。

職場はとても温かで優しい先輩や上司ばかりで、初日は、デスクの上に次々と輸入菓子やサンプルを持ってきてくれて、おやつをたくさん食べたことしか覚えておらず。

当初配属された部署では、輸入する珈琲豆や紅茶のサンプルを試飲するための準備を、会議室で一人、珈琲豆を焙煎している待ち時間に逆立ちや側転などしながら、日々のびのびと働かせてもらいました。

ラベルデザインや表示シールなど、今思えば、まだ何も分かっていなかったであろう新人の私の意見に耳を傾けていただき、何でも挑戦させてくれた、本当にありがたい職場でした。今でも、私のことを気にかけてくださる、温かな人たちのいる職場で働かせていただいた時間は、私にとっての大きな財産です。

今回、久しぶりに訪れた横浜。少しずつ変わった街並みと、見慣れたシルエットを眺めながら、懐かしい思い出を色々と振り返りました。そして、時が変わり、自分の環境も変化すると、見える景色から受ける刺激は、全く違うものになるのだな、とも感じました。うまく表現できないけれど、懐かしさと新鮮さの入り混じった、私にとって、なんだかとても大切な景色を目で見て、心で感じることができたことを、いま、とても幸せに感じています。

そしてそして、久しぶりの横浜中華街にも立ち寄りました。いつも思うことだけれど、”大切な人たちと、笑顔で美味しいものを一緒に食べることのできる時間“は、他の何にも代えがたい、貴重な時間です。食べ物は“何を食べるか”もとても大事ですが、“誰と食べるか”は、更に大切にしたいことだと思っています。

思いがけず、そんな時間を過ごすことが出来た2023年のはじまり。温かい思い出と記憶を大切に、有意義に過ごしていきたいものです。

さて、次回に続く…のか、私よ。

再開発の進んだ横浜駅東口
象の鼻パーク辺りから眺めたベイブリッジ
日本郵船氷川丸
横浜中華街にて
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